ゴルツチップ

目次  特徴  ご使用方法  抜歯の手順  Q&A  ミニコラム

抜歯全体の手順の概略

(ゴルツチップを用いた場合)

1.抜歯処置の前に
2.ゴルツチップによる隙間づくり
3.エレベーターによる脱臼
4.抜歯鉗子による抜歯

監修者:東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 バイオデザイン分野 小山 富久先生

<ワンポイントアドバイス>
・前歯部は単根歯なので、通法に従って抜歯をおこないましょう。
・犬歯は歯槽骨を削除してから、抜歯をおこなうと良いでしょう。(骨削除抜歯)
・臼歯部は歯冠を分割してから、抜歯をおこなうと良いでしょう。(分割抜歯)

1.抜歯処置の前に

  • 抜歯の前に触診やレントゲン撮影などをおこなって、患歯の情報を得ておくことが重要です。
  • 抜歯処置に際しては、レントゲン所見や口腔内写真などを用いて、インフォームドコンセントを実施しましょう。
  • 抜歯に際しては、疼痛軽減と出血コントロールなどのために歯科用局所麻酔薬を注射しましょう。

2.ゴルツチップによる隙間づくり

  • 患歯とその周囲組織を消毒します。
    必要に応じて歯冠の分割をおこなった後、ゴルツチップを用いて歯槽骨と歯根面の間に隙間をつくり、エレベーターが挿入しやすい環境をつくります。

3.エレベーターによる脱臼

  • ゴルツチップによってできた歯槽骨と歯根面の隙間にエレベーターを挿入して歯を脱臼させます。

4.抜歯鉗子による抜歯

  • 脱臼した歯を抜歯鉗子で把持した後、歯を抜歯します。
  • その後、必要に応じて歯肉弁を縫合します。

※抜歯後、レントゲン撮影をお忘れなく。

※抜去歯は飼い主さんにお返ししましょう。

※製品の色はコンピューターディスプレイにより、実際の色と異なる場合があります。

※商品は改良の為,予告なしに仕様を変更することがありますので予めご了承下さい。

※写真はイメージです。

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